☆☆☆
元ムルソーの畑、
ポテンシャルの高さは
まさにムルソー
その昔、ここの畑は1級畑のペリエールとジュヌヴリエールに隣接するムルソー(村名クラス)でした。そこをこの当主の祖父が購入し、休耕地だったので、ブドウを植えようとしたのですが、「根を張らすためには土が足りない」と思い、他の区画の土を足したそうです。ちゃんとINAOに許可をとったのですが、他のムルソー生産者達が「それは違うだろ!!」と言ったかどうかは定かではありませんが、抗議を受けて、ブルゴーニュに格下げになったそうです。たった20cmの土を足しただけなんですけどね・・・
いわく付きでも、いい方のいわくつき 誉れ高いブルゴーニュ
2012年 ブルゴーニュ・シャルドネ
ショーム・デ・ペリエール
~レイモン・デュポン・ファン
スペシャル試飲特価 ¥4,482
余韻の長さ、丸さ、透明さ、全体のバランスの良さがすばらしいです。
スペシャルなCh(シャルドネ)に対抗はしません、このワインがワインだけで楽しめるとして、もうひとつは、これとは間逆に、おつまみとの相性は抜群なシャルドネでいかがでしょう。
右:2012年ドメーヌ・デ・
フィゲラス シャルドネ
試飲特価 ¥1,656
こちらはフランスでも南「ラングドック」のシャルドネ。リュット・レゾネ(減農薬農法)で造られ、この方は他にも色々な種類のブドウを栽培しているのですが、その土地に一番マッチした品種を育て、その品種らしい醸造をするという、ベーシックなシャルドネを楽しむのにバッチリな一本です。意外にもきれいな仕上がり。洋食系のボリューム感とマッチします。
続いてはPN(ピノ・ノワール)の対決
お手軽は、やっぱりおつまみとの相性がいいものでいきましょう。
左:2012年 イル ド ボテ ピノ ノワール
ヴィエイユ ヴィーニュ
~ラウル・クレルジェ
試飲特価 ¥1,620
こちらもフランスの南は南でも地中海に浮かぶ島『コルシカ島』のピノです。
温暖な気候なので、ピノらしさと言うよりも小さな果実をたくさん集めたようなチャーミングな味わいが楽しめます。コルシカはチーズも名産ですので、チーズと一緒なんてのもいいですね。
そして、対抗するのは素敵なPNです
☆☆☆
ジュブレ・シャンベルタン
の生産者が造る優しくても
旨み充分なピノ
そうですね、この生産者は上のクラスと言えば、ジュブレ・シャンベルタンのグランクリュ(特級)シャルム・シャンベルタンを筆頭に名だたる畑を持ち、熟成した時の華やかさ、味わいの深みは格別で、ジャーナリストなどの評価ももちろんですが、ワイン愛好家からの支持も厚い、売り切れ必須の生産者です。ただ、ラベルの感じがほぼ同じなので、パッと見るとこれと同じ??なんて思ってしまうかもしれませんが、価格を見ると「!!」なんてこともしばしば・・・
そんな有名な生産者の一番お手軽クラスですが
どんなクラスでもその良さは隠し切れないと実感します
2010年 ブルゴーニュ・グラン・オルディネール
~ジョセフ・ロティ
試飲特価 ¥2,790
2010年と少し若い気もするのですが、あけた瞬間から香りや味わいがふわりと上がってきました。翌日に一番ピークがくるのではないでしょうかと、ワクワク感がたまらない、ちょっぴり贅沢なワインです。ちなみにグラン・オルディネールだと本来はガメイとのブレンドですが、こちらはピノ100%です。ここもそうですね。おつまみはなしでもいいですし、あわせるなら「デパ地下惣菜」をオススメします。