『 スペシャル試飲
+
プティプラ試飲 』
ブルゴーニュクラスと
ヴィラージュクラスを
飲み比べ(*^^)v
① 2010年
ニュイ・サン・ジョルジュ オー・シュイエ
ヴィエーユ・ヴィーニュ
“フィリップ エ
ヴァンサン レシュノー”
{ブルゴーニュ/赤/小売価格(ボトル¥8,400)} グラス試飲→¥1,000
①は(^_^)/~こんな生産者です。
<BRUNO DESAUNAY-BISSEY>
フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟が運営するこのドメーヌは、1986年創業の若さながら瞬く間に高評価を得て成長した。今はなきモランというネゴシアンで働いていた父、フェルナンがふたりに残した畑はわずか3ha。それを18アペラシオン(年によって変動あり)、およそ10ヘクタールの規模にまで拡大させたのだ。ブドウ栽培は事実上のビオロジックで、いくつかビオディナミ的な調合物も使っている。しかし、認証を得るつもりはまったくない。醸造方法をみると、原則的に100%除梗だがヴィンテージとクリマによってはいくらか梗を残す。10〜12度の低温マセレーションを4、5日続けた後、自然にアルコール発酵。トータルで3週間のキュヴェゾンを行う。その後、およそ16ヶ月の樽熟成。村名ワインでも新樽率は50%と比較的高く、ニュイ・サン・ジョルジュを例にとると1級レ・ダモードは70%、プリュリエは100%に上がる。これだけ高い新樽率も、ワインの凝縮度に自信があるからにほかならない。
このワインはニュイ・サン・ジョルジュの北側(ヴォーヌ・ロマネ寄り)に位置する村名畑。樹齢60年の古木からなり、しっかりとしたストラクチャーの中に、隣村のキャラクターであるエレガンスが潜み、タンニンの角は取れていくぶん丸みを帯びる。ブラックベリーやダークチェリーなど黒い果実のアロマが印象的。
② 2012年 ブルゴーニュ ピノ・ノワール
ヴィエーユ・ヴィーニュ
“ブリューノ・デゾネイ・ビセイ”
{ブルゴーニュ/赤/小売価格(ボトル¥4,536)}
グラス試飲→¥500
②は(^_^)/~こんな生産者です。
「この度の仕入先、輸入元の㈱フィネスさんより」
<BRUNO DESAUNAY-BISSEY>
現当主であるブリューノ デゾネイ氏は、1975年に彼の妻の祖母が所有していたフラジェ エシェゾーの2haの畑で分益小作による開墾から始めました。1994年の義祖父母の引退時に引き継いだ畑と個人で購入した畑を合わせて5つの村に約6haを所有し、実直で真面目な性格のデゾネイ氏は伝統的な手法でクラッシックなワインを造っています。 畑の土壌は主に粘土石灰質で、仕立ては片翼式ギュイヨ方式で1株につき8房に制限しています。樹齢の古い木がとても多く、凝縮した葡萄が収穫されます。また、ブリューノ デゾネイ氏は植物保護の地方局と連携しながら、畑の手入れをリュット レゾネで行っています。 葡萄の収穫は手摘みで100%除梗し、アルコール醗酵は合成樹脂タンクで自然酵母によって15〜21日間行われます。その後、空圧式圧搾機でプレスされ、樫樽で18か月熟成されます。33%が新樽で残りは1〜20年樽になります。フィルター、コラージュは行わず、ロウソクを使ってスーチラージュします。
ブルゴーニュクラスでもじっくりと時間をかけて飲みたい逸品です。