今回の白ワインは「親子対決」と称しまして
同じ2010年、同じ品種で、父親と長男のワインを飲み比べ。
2010年 ブルゴーニュ・アリゴテ
エマニエル・ルジェ
お客様感謝祭価格 ¥2,975
VS
2010年 ブルゴーニュ・アリゴテ
ニコラ・ルジェ
お客様感謝祭価格 ¥2,480
ブルゴーニュワインの神様的存在の「アンリ・ジャイエ」の甥「エマニエル・ルジェ」とその長男の「ニコラ・ルジェ」。
お父さん「エマニエル」は「ジャイエ」の後継者とも言われ、神の神髄を知るものとして有名な方で、代表作と言えるワインは「ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥー」(良年になると10万円以上になることも・・・)など。そんな神様の教えがもちろん今回ご紹介するこのクラスにも注がれています。
一方2人息子の長男「ニコラ」は「メオ・カミュゼ」での修行経験もあり、2005年よりリリースが始まった、次世代のブルゴーニュを担う、若き造り手。ゆくゆくは父の持っている畑を継ぐであろうとも言われますが、いまはひたすらに修行中の身のようです。ちなみにこの彼のワインは「レ・ジュヌヴレ」と畑名入り。彼ならではの、こだわり(もしくは若さ??)を感じます。
そんな二人のワイン。どちらが美味しいとは言いませんが、今の名手と、将来が楽しみな作り手の違いが、はたして、出るのでしょうか?
【 その答えは・・・飲んだものにしかわからない 】
ここまで、読んだあなたは、かなり飲みたくなってしまっているはず・・・
ですが、続いて、赤ワインをご案内。
赤ワインはどちらも、印象的なラベルで、贈答などにも喜ばれるワインです。
右奥から
2011年 キュヴェ・ラ・バスティード
シャトー・クープ・
ローズ
お客様感謝祭価格 ¥1,575
ばらのマークシリーズの一番お手軽な赤ワイン。ラングドック地方で、女性醸造家が造る自然派ワイン。グルナッシュとカリニャンのブレンド。スミレやブルーベリー、タイム、ラベンダーを想わせる香りに、バランス良く味わい豊かな女性的赤ワイン。このワインは、その肥料に世界3大ブルーチーズの一つ、「ロックフォール」の村の草(羊が食べる草です)を使っているせいか、チーズとの相性がすごくいいです。もちろん、ブルーチーズではなくても大丈夫ですよ。
2009年 シャトー・コート・モンペザ
キュヴェ・コンポ・ステラ
お客様感謝祭価格 ¥2,232
こちらもツタのおしゃれなラベルとは似つかわしい由緒正しきシャトー。その昔、キリスト教の巡礼地「サン・ジャック・コンポステル」に行く殉教者達が立ち寄ったとのこと。とは言え、歴史ばかりが良くても、肝心の味わいが大事。このワインは、ボルドーでもお手頃価格なのに、高品質なワインを算出することで有名な「コート・ド・カスティヨン」のいわゆるコスパ満載なワインです。柔らかく、心地よい飲み口が魅力的。