お買い得ワインの宝庫
南西地方♪♪♪
ここで、いきなりフランスの濃い系ワインのトップ3に入るであろう産地をご紹介。ひとつは「黒いワイン」と形容される「カオール」、カベルネ系の「ボルドー」、で、最後が今回ご紹介する「マディラン」です。南西地方のAOCの一つで、近くにはブランデーの「アルマニャック」の産地があります。しっかりと濃いダークレッド、カシスやブルーベリーなど黒い果実のコンポートを思わせるアロマ。口に含むと、アロマと同じ黒い果実のフレイバーが感じられ、さらにスパイスやリコリスの要素が混ざります。口当たりは丸みがあってエレガントです。余韻にはシルクのようにしなやかなタンニンが感じられる非常に調和のとれたワインです。ワイン名の「19.10」は現当主シルヴァンの祖父の生まれ年を示しています。(この方のワインはなにかしらの意味のある数字をいれるパターンなんです)
も、これは肉のしっかりソースがいいです。あと、何気に「四川料理」な辛い肉系もワインにコクを感じさせてくれるので、おススメですよ。
①2020年 マディラン "19.10"~ドメーヌ ラウゲ
【地方:南西地方/マディラン/タイプ:赤/品種:タナ70%、カベルネ フラン30%】(輸入元:㈱稲葉)
¥2,200(税別)¥2,420(税込)
マルスランって品種知ってます???
マルスランはカベルネ・ソーヴィニョンとグルナッシュを交配させて造られた品種です。最近のハイブリッド品種らしく、今の気候に順応した品種のようです。
もちろん、カベルネ=濃い+グルナッシュ=濃いの交配ですから、爽やか系な赤ではないことは確か。とはいえ、こちらはイイ感じにお手軽なので、そこまで濃くないのがおススメポイント。スミレの花やスパイシーなブラックペッパーに加え、ブラックベリーやカシスのアロマ。口に含むとリッチで深みがあり、集約のあるフレイバーが心地よく感じられます。余韻は長く、非常にしなやかなタンニンが感じられます。ここは、ミートグラタンかなぁ( ^ω^)・・・
②2022年 ペイ ドック マルスラン セパージュ ウーブリエ No.7~プレーヌ ソヴァージュ
【地方:ラングドック(IGP)/タイプ:赤/品種:マルスラン100%】
(輸入元:㈱稲葉)
¥1,500(税別)¥1,650(税込)